静岡といえば富士山、そして世界遺産「三保の松原」。
三保の松原は暴れん坊将軍のロケ地としても有名なあの場所です!
(オープニングシーンで、徳川吉宗が白い馬に乗って登場する印象的なシーン)
私は今回静岡に引っ越してきて、はじめて三保の松原に行ってきました~!
観光だけではなく、松林を守る“松葉かき体験”にも参加してきたので、写真たっぷりでご紹介していきたいと思います!
三保の松原とは

三保半島は、富士山頂から南西に約45km離れた「静岡県静岡市清水区」にあります。
沿岸の約5kmにわたり松林が続いているのですが、この森林が「三保松原」と呼ばれているんです。
古くから「羽衣伝説」の舞台として知られ、2013年には富士山の構成資産として世界文化遺産に登録されました。
海と松と富士山がそろう景色は、まさに“日本の美”!
①「みほしるべ」

駐車場に車を止めて森林の方に歩くと、まず目に留まったのが「みほしるべ」。
三保の松原に併設されているみほしるべでは、三保の自然や歴史も学べて1時間ほどたっぷり楽しめます。
無料で入れるうえに、建物も新しくてとてもきれい!
中には「羽衣の松」の模型や、富士山がどのように見えるかを再現した展示もあります。
1階

1階には総合案内所、展示室、映像シアター、ミュージアムショップ(お土産屋さん)などがあります。

せっかくなのでタオルを2つとキーホルダーと帽子を購入しました♪

外には無料で利用できる「足湯」もありました。
松の香りの入浴剤を使用しているそうですよ~。
残念ながら足湯は冬季の土日祝日のみ実施(利用時間は9時30分から16時30分)とのことで、今回はやっていませんでした。
2025年の足湯開始の日付はまだ決まっていないそうなので、わかり次第追記します。
2階

2階には展示室、富士山が見えるテラスなどがありました。
展示の説明がすごくわかりやすかったです。
SNS映えするフォトスポットもたくさんありましたよ。

松で作られた楽器は演奏OK。
温かみのある音でした♪
2階テラス

2階のテラスからは三保松原の風景と、富士山が見えましたよ~!

1階の受付近くでは貸衣装の用意もあります。(一部有料)
天女をイメージした貸衣装かな?
無料で着られるものもあるので、この衣装で富士山をバックにして写真を撮るのも素敵ですね♪
クイズラリー開催中

1階にある受付で「何かイベントをしていますか?」と聞くと「クイズラリーが開催中」とのこと」。
小学生の息子が大喜びして回答していましたので、お子さんも楽しめるはず。

みほしるべの中をまわってクイズに答えると景品がもらえたので、楽しみながらみてまわれますよ。

②松葉かきボランティア

三保の松原では、美しい松原の風景を後世に残すために「松葉かき」ができます。

地面に落ちた松の葉を集めて、松が健康に育つようにするお手伝いです!
松葉かきはボランティアなので費用はかかりません。
みほしるべ1階にある受付で申請できるので、申請をしてさっそく松葉かきをしていきたいと思います!
松葉かきボランティア×エスパルスコラボ
2025年12月31日までエスパルスとコラボのイベントを開催しているので、1回目はステッカーがもらえます(なくなり次第終了)。
4回の参加でエスパルスのグッズや、三保松原キャラのパルちゃんオリジナルグッズなどが当たる抽選券に参加することができます。
道具は貸してもらえる

係の人が外の倉庫に案内してくれて、熊手、軍手、ビニール袋を渡してくれるため、手ぶらでOK!
熊手は大きいものと小さいもので2種類あって、大人は大きい方が腰がいたくなりにくいのでおススメです。
虫よけスプレーも貸してくれるので、ありがたく体に振りかけて……。さっそく出発!
係員さんとはこちらでお別れです。
好きな場所で松葉かき

好きな場所で松葉かきを開始してOK。
けれどこのあと、集めた松葉をゴミ捨て場に捨てに行くので、なるべくゴミ捨て場に近い方がいいと思うよと係の方がアドバイスしてくれました。
地面に落ちた松葉や苔を取り除く作業なのですが、真夏だったので汗がだらだらと……!
カップル、老夫婦、家族など、みなさんそれぞれ自分のペースで楽しんでおられるようでしたよ。
集めたら袋に入れてゴミ捨て場

1人あたり2枚のゴミ袋がもらえるので、集めたらゴミ捨て場へ。
2枚集めるのに30分くらいはかかったかな?

最初は「ただ掃く作業かな?」と思っていたけれど、やってみるとけっこう夢中に。
松の香りがふわっと広がって、自然の中で体を動かすのが気持ちよかったです。
松葉を集めるたびに、林の地面が少しずつきれいになっていくのも嬉しいポイント。
子ども連れでも安心して参加できる内容で、スタッフさんも丁寧に教えてくれました。
松葉かき参加賞

親子で参加したので2枚のステッカーをいただきました♪
③三保松原隣接の「土産屋いちまる水産」

松葉かきで体力消耗したので、涼を求めて三保松原隣接の「土産屋いちまる水産」へ。
こちらではお土産のほかにドリンクやかき氷、静岡おでんなどがいただけました。

お店に到着すると冷たいお茶をサービスでいただきました。
静岡茶ですね。
熱くなった体に沁み渡る~!
「土産屋いちまる水産」メニュー

アイスクリームやかき氷、静岡おでんなど豊富なメニュー。
どれにしようか迷います。

店内とには2人掛けの席がひとつ。
お店の外にもベンチ席があります。
かき氷

「ブルーハワイ(300円)」。
昔ながらのかき氷、お値段も安い!

こちらは現在っぽいかき氷!
マンゴー味です。
写真を見てもらえればわかるとおり果汁たっぷりで美味しかった~!(値段を失念しました💦)
お土産コーナー

静岡の定番土産から、海外のお客さん受けがよさそうなものなど、所狭しとたくさんのものが並んでいるので、のぞいてみると楽しいですよ♪
④三保松原

たくさん寄り道しましたが、本命の三保松原へ!

ゆる~い階段を上っていきます。
そんなに遠くはないし、急な坂ではないのでご安心を。

みほしるべに先に言ったことで羽衣伝説などの知識を習得して挑めました。
「話に聞いていたのはここなのか!」と実感。
羽衣の松

こちらが天女が羽衣を誤ってひっかけてしまった国指定名勝・松の木です。
石に注目してしまいがちですが、石ではありません、この上にある大きく伸びている松の木です!

羽衣伝説についてはみほしるべの1階、シアターで見られるので先にみておくといいですよ。

今の松は三代目だそうです!
羽車神社

奥に進んでいくと羽車神社。御穂神社の離宮です。
現在の羽車神社は1956年(昭和31年)の再建とのこと。
海

松林を抜けると、目の前に広がるのは青い海と富士山。
波の音を聞きながらの散歩は、時間を忘れるような気持ちよさでした。

富士山も見えますよ~。
辺りに泳いでいる人はいませんでしたが、近くで遊んでいる人はたくさんいました。
遊泳禁止の看板はないのですが、さきほどよった「土産屋いちまる水産」の店員さん曰く「波が荒い時がよくあるので泳ぐのは危ない」とのことでした。
⑤神の道

海からみほしるべまで戻り、駐車場を通り越すと「神の道」があります。
御穂神社の参道ですが、植えられている松はなんと樹齢200年~400年だそうですよ~!
神の道は整備されているので歩きやすく、バリアフリーなので車椅子やベビーカーなどでも安心して通れます。

羽衣の松に降臨した神は「神の道」を通って御穂神社へ渡ると言われているんですよ。
駐車場・行き方
駐車場
三保の松原には専用の無料駐車場が100台分あります。
行き方
・JR清水駅から車で約20分
・しずてつジャストライン「三保松原入口」下車、徒歩約15分
駐車場はみほしるべのすぐ横です。
住所 | 〒424-0901 静岡県静岡市清水区三保1338−45 |
まーちゃんの感想|三保の松原
じつは子どもが自然教室で三保の松原やみほしるべへ行き、松葉かき体験もしてきました。
「とっても面白かったからまた行きたい!!」ということで一緒に行ってきたのです。
自然に触れられて、伝説を近くでみられるいい機会だったと思います。
松葉かきも、やってみると面白くて、その上エスパルスとコラボしているので今がチャンスだと思います♪
観光 | ⭐️⭐️⭐️⭐️⭐️ |
コスパ | ⭐️⭐️⭐️⭐️⭐️ |
子供も楽しめる | ⭐️⭐️⭐️⭐️☆ |
総合 | ⭐️⭐️⭐️⭐️☆ |
店舗情報
店名 | 三保の松原、みほしるべ |
住所 | 〒424-0901 静岡県静岡市清水区三保1338−45 |
営業時間 | みほしるべ営業時間|9:00~16:30 駐車場|9:00~16:30 |
定休日 | なし |
駐車場 | あり100台分 |
詳細 | 公式HP |
※情報は2025/7月18日現在のものです。メニューや価格、住所や定休日などは変更になる可能性がありますので、店舗にお問い合わせください。もしも掲載内容に誤りがあれば、問い合わせホームよりご一報いただけると、大変ありがたいです。
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